走るしかない時は走ればいいよ
こんにちは。上村です。
僕は「走る」のが苦手です。
学生時代のこと。
体育教師から「今日は長距離走だ」と言われたら、どれだけショックだったことか。
まさに走る気が失せますね。(笑)
でもどうして、長距離走みたいなものがあるのでしょうか。
走らせている方はともかく、
走っている方は苦痛以外の何物でもありません。
平然と「長距離走」と言う教師が鬼の顔に見えたもの。(笑)
走るというのは、確かに苦痛を伴います。
それを考えたら、マラソンランナーはどうしてあんなに走れるのでしょうか。
42.195キロを、わずかの時間で走り切るのですから。
練習では、その何倍もの距離を走っています。
よく「アスリートはポジティブだ」と言われますね。
それはそうでしょう。
ポジティブ思考がなければ、
とてもあのような過酷な練習に立ち向かうことなどできないでしょう。
僕のように、
「長距離」という言葉を聞くだけで心萎えるハートでは、
とてもアスリートにはなれません。(笑)
しかし、スポーツの精神力ではなく、「普段の日常で精神力を試される場面」がありますね。
「家庭がうまくいかない」
「仕事がうまくいかない」
「家事がうまくいかない」
「勉強がうまくいかない」
「恋愛がうまくいかない」
「人間関係がうまくいかない」
「○○がうまくいかない」
いろいろあるでしょう。
いつも順調ならいいのですか、そういうわけにもいきません。
スランプの時があります。
物事がウラハラになる時があります。
頑張ろうと思っても頑張れない時があります。
気持ちが後ろ向きになるでしょう。
どんどん落ち込んでいきます。
まさに悪循環。
でもよく考えてみると、
「物事がうまくいくから前向きになる」というのは、
誰でもそうですね。
順調な時は、誰だって明るい気持ちになるし、ポジティブになるでしょう。
ほっておいてもそうです。
「本当の前向き精神」が試されるのは、「うまくいっていない時」です。
なぜならその時こそ、心をしっかりさせる必要があるから。
さっきの、学生時代の僕について考えてみましょう。
体育の時間に、長距離走と言われて心が萎える。
しかし、萎えている場合ではないのです。
文句を言っても始まらない。
走るしかないのです。
暗い気持で走っていたら、
ますます体が重たくなっていくでしょう。
別に、授業が延々に続くわけではありません。
すぐに終わるのです。
「よし走り切ってやるぞ」と思って走る方が、心身にとっていいのは当然です。
暗い気持ちで走るより、明るい気持ちで走った方が、苦痛も緩和します。
どうしたって、走らないといけないのですから。
走っているのは前の方向ですから、本来「前向き」なのです。
その時まさにポジティブ思考が試されています。
明かりが必要なのは、暗闇の時。
そう考えれば、「ポジティブの本当の意味」がわかると思います。
それは単に、「自分にとって都合のいいことが起こるのを願う」ということではないのです。
それだと、もし都合のいいことが起こらなかったら、
その時点で前向きさが失われ、ネガティブになってしまいます。
本当の前向き(ポジティブ)というのは、そうではありません。
むしろ「逆境」の時に最も輝くのが、真の前向きです。
「真の前向き」を身に付けていこうではありませんか。
もし今物事がうまくいっていないなら、実は「前向きなるチャンス」です。
うまくいっている時よりも、はるかに前向きなれるチャンスです。
そこから生まれた前向きさは、しっかり心に根付いていくでしょう。
一時的な状況を嘆かないこと。
一時的なことはしょせん一時的なことであって、大切なのは「長期的なこと」です。
感情の起伏は誰にでもあるし、上がったり下がったりもあるでしょう。
でも、そんなことは気にしてはいけない。
今までの人生がそうであったように、
「しっかり導かれている」という確信を持てば、
一時的な思いに振り回されることはなくなります。
今に「最善」を尽くし、未来を「楽観」することです。
悩んでいる暇などないはず。
すべきことはたくさんあるのですから。
・今回のまとめ
「長距離走」を覚悟して心がしっかりします。
「人生の長距離走」を恐れないこと。
むしろ、そこに「希望」があります。
あなたが「愛の弱者」だと思うなら、
あなたは誰よりも「愛の強者」になることができます。
その秘術を書いたものです。
ここで書いてあることを、そのまま実行すればいいだけです。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
今すぐ、「真理」を知ってください。