恋愛や人間関係の悩みを解決していくブログ

恋愛や人間関係に悩んでいる方は読んでみてください。きっと解決に向かっていくはずです。

困った時は、小さなプライドを捨ててしまえば、またうまくいくもの

こんにちは。上村です。

昔、勤めていた職場で、「異常にプライドの高い人」に出会ったことがあります。

その時は苦労しました。

同じような経験をされた方がいらっしゃるかもしれません。

周囲に高慢な人がいたら、疲れますよね。

その人もそうでした。

ささいな相手の一言を、「自分が馬鹿にされた」と思い込む。

そんな性格ですから、
周囲はまるで「腫れ物」に触るかのようにその人に接します。

それがまた不満なのです。

「みんな冷たい」などと言う。

「君はそんなことだからダメなんだ」と、
なぜか僕がとばっちりを受ける。(笑)

誠に困ったものでした。

その人は、決して自分の態度を改めようとはしませんでした。

いや、自分ではわかっていたのかもしれません。
あえて意識しないようにしていたのかもしれない。

もちろん、こういった「プライド」は、「本当の自分」ではないですね。

本人は行き詰っていきました。
やがてもっと困った状況に追い込まれていったのです。

確かに周りは迷惑を被っていました。

でも、一番辛いのは「本人」だったのではないでしょうか。

他人なら避けることはできますが、
自分自身はそういうわけにはいきません。

「間違っている部分は、素直に改めよう」
と思えるならいいのですが、なかなかそういう具合にいかない場合もあります。

プライドが邪魔をしているのです。

「プライド」というと、何となく響きよく聞こえるかもしれませんが、この場合は違います。

「高慢」ですね。
「偽のプライド」なのです。

自分の高慢によって、自分自身を苦しめている人は、たくさんいるものです。


例えば、こんなことを考えてみましょう。

「恋人(あるいは配偶者)のいる人」を好きになったとします。

「この人と付き合いたい」と思う。

思うだけなら特に問題はないのですが、実際に行動に移して、「略奪愛」みたいに走ることがあります。

「自分が好きになったのだから遠慮はいらない。
相手に恋人がいようが関係ない」

などと考える。

しかし、本当にそうでしょうか。

もし、首尾よく関係が発展して、好きな人を「奪う」ことに成功したとします。

自分も相手も、その時点では幸せかもしれません。

でも、「これにて一件略着」にはならないですね。

『遠山の金さん』というわけにはいかない。(古い)

なぜなら、理不尽に振られた相手の恋人は、いったいどうなるのでしょうか。

嘆き悲しむでしょう。

もちろん別れてから付き合うならいいのですが、
そうなる前に奪っているのですから。

もし自分自身が恋人の立場だったら、どう思うでしょうか。

また、恋人がいるにもかかわらず、別の異性と関係を結ぶような人がいます。

そんな浮気性にかかわっていると、傷つくことも多いです。

口では「好きだよ」と言っても、言っていることとしていることが違うなら、それは好きの証明にはなりません。

ただし、他人のことはその人自身のことなので、自分にはどうしようもないこともあるでしょう。

でも、自分のことは自分自身のことです。

自分はそうならないようにしていくことができます。

視野が狭くなると、自分にとって、周囲にとって、よくないことをしてしまう場合があるということなのです。

「自分、自分」になってしまうと、
周りの対しての素朴な配慮に欠けてしまうことがあります。

その結果、自分に「もっとやっかいな状況」が訪れたりします。

困った時こそ、理性的になっていけば、きっと未来のトラブルも回避できるはずなのです。

もちろん人間ですから、完璧というわけにはいかないでしょう。

過ちや失敗もします。

しかし、痛手から本気で学んでいくもの。

困った時は、もっと「視野を広げること」だと思います。

「見えていない部分」に、目を向けていくこと。

「これは、自分だけではなく、他人にとってもいいことなのだろうか」
と考えれば、答えは出ると思います。

人のためになると思うことなら、遠慮はいりません。

小さな世界を思い切って捨てて、「広い世界」に足を踏み入れてみる。

そうすれば、きっと困った状況から抜け出せていくものです。

もちろんそれは決して簡単なことではないでしょう。

葛藤もありますし、上がったり下がったりもあるでしょう。

しかし最後はきっと報われていくでしょう。

なぜなら小さなプライドを捨てて、「本当の自分」に忠実になったのですから。


今回のまとめ

小さなプライドを捨てれば、本当の自分が見えてくるもの。

それは時に難しいものですが、価値あることです。

きっと、困った状況から抜け出せていけることでしょう。

 

 

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