「できない洗脳」を解けば、実にたくさんの「できること」が発見できる話
こんにちは。上村です。
昔、こんな経験をしました。
「ある研修会」がありました。
不特定多数の
「様々な職種の人」が参加。
僕の職場からも、僕自身を含めて、何名かが参加しました。
三日間程度行われ、最後に「発表会」があります。
参加者一人一人が、今まで学んだことを、全員に向けて説明するのです。
もちろん僕にも順番が回ってきました。
普通に説明して終わったのですが、
終了後、参加者のある一人から、こんなことを言われました。
「あなたは説明がうまいですね。感心しました」
と。
僕は意外だったのです。
別に、たいして説明がうまいわけではありません。
研修会も意欲的に参加したわけではないので、適当に聞いていましたし。(笑)
内容も大したことを話せませんでした。
にもかかわらず、その人はほめてくれたのです。
お世辞ではなく、本心から言っているよう。
「自分は、あんな大勢の前で話したのは初めてで緊張しました。
あなたは堂々としていてすごいですね」
そう言われて、僕はわかったのです。
当時、僕は大学受験予備校で働いていました。
「クラス担任」をしていたのです。
毎日、大勢の生徒の前で話をします。
人前で話すことに、緊張はなかったのです。
単なる「慣れ」です。
さっきの人も、仕事などで人前で話すような機会がたくさんあったら、大して苦もなくしゃべることができたでしょう。
自分ができないこと、苦手なことを、簡単そうにやってのける人を見ると、「すごいな」と思うものです。
でも、別にすごいわけではなく、
単に「慣れているだけ」ということもたくさんあります。
やってみれば、意外に自分ができることもあるのです。
ではなぜ、「できない」と思ってしまうのでしょうか?
「できるかもしれないことを、できないと思ってしまうのはなぜか?」
ということです。
「過去の経験」があるのかもしれません。
物事が長続きしない人は、
「今度も長続きしないのではないか」
と思ってしまいがち。
また、「誰かの洗脳」ということもあるかもしれません。
僕も中学生時代、ある教師から「君は音痴だ」と言われて、それ以来「自分は音痴」と思い込んでしまいました。
過去に植え付けられたことは、なかなか抜け出せないこともあります。
大人になってからも、当然ありますね。
「君はこうだ」と決めつけられると、
そこから抜け出すのは大変なような気がしてしまうものです。
「あれはできるだろうか」「これはできるだろうか」と迷っていると、
たいていは「無理なんじゃないか」と思ってしまう。
ネガティブが勝ってしまうのですね。
でも実際に行動しながら考えると、物事も結構「ポジティブ」に考えられるものです。
行動自体が積極的なものですから、考え方も積極的になっていくというわけです。
過去にとらわれて身動きのできない人は、「身動きしてみること」です。
「身動きできないのに、動くことはできない」
と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
動くこと自体が、心の縛りを解いていくものです。
もちろん、行き詰ってどうしようもなくなった時は、あたふたせず落ち着くことは大切です。
ある程度気持ちが戻ってきたら、また「動き出すこと」です。
ここでの行動とは、言うまでもなく、前向きな行動のことです。
「心の縛り」を先に持ってくると、何もできなくなってしまう。
行動先にありきと思えば、自分の状況はともかく、何かをしてみようという気になるものです。
後は、行動しながら考えればいいのですよ。
きっと、じっとしている時よりも、前向きな考え方になっていくことでしょう。
・今回のまとめ
行動は、考え方に影響を与えます。
心配ばかりしないで、いいと思うことは、積極的にしていくことです。
あなたが「愛の弱者」だと思うなら、
あなたは誰よりも「愛の強者」になることができます。
その秘術を書いたものです。
ここで書いてあることを、そのまま実行すればいいだけです。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
今すぐ、「真理」を知ってください。