「自分を変える」とは、別人になることではなく、「本当の自分に気付くこと」という話
こんにちは。上村です。
前回のブログで、僕の昔話をしました。
「運転が苦手な話」ですね。
元来運転が下手な僕を、同僚が「なかなか上手」とホメてくれたのです。
どうしてホメてくれたのでしょうか?
僕は、自分自身で、「運転が下手」と認めていました。
周囲も、そう思っていたでしょう。
もし僕が、その事実を認めず、「自分のドライビング・テクニックはなかなかのもの」と見栄を張っていたら、どうなっていたでしょうか?
たぶん、ちゃんと運転しても、同僚はホメてくれなかったでしょう。
つまり、「等身大の自分」を、隠さず出していたからこそ、同僚から賛辞を受けたのです。
と言っても、誰からホメられようとケナされようと、別にたいしたことではありません。
大切なのは、「等身大の自分に自信を持つ」ということです。
「向上心」とは、今の自分を否定することではないですね。
自分は自分ですから、自分自身と付き合っていかねばなりません。
自分に不満な点もあるかもしれません。
でも、自分の「長所」を誰よりもわかっているのも、自分自身なのです。
それを発掘し、発揮していくことが、「自分の責任」だと考えます。
「自分をよく見せたい」という心理は、誰にでもあるでしょう。
しかし、「見栄」と「向上心」は違います。
見栄は、実態のないものを、あたかもあるように見せることです。
向上心は、「今の自分」を高めていく行為です。
「自分」という実態は、ちゃんとあります。
それを認めて、そこから歩み出す。
「変身」とは、別人になることではありません。
自分の長所をどんどん発揮していくことです。
それが真の意味の「変身」です。
他人が持っているものをやたらに羨ましがり、その割には、自分が持っているものに無関心な人がいます。
しかし大切なのは、自分自身の発掘です。
自分が持っているものを、いかに発揮していくかなのです。
(もちろん「善意の方向に」です)
嫉妬している時間はもったいない。
その労力を、自分自身の発掘に使っていくべきです。
見栄はいりませんし、卑下もいりません。
今の自分を、もっと有意義に使っていくことが大切ですね。
その決意こそが、成長です。
そうすれば、今まで見えなかったものが、きっと見えてくるはず。
より自分を生かすことができるようになっていくでしょう。
・今回のまとめ
「変身」とは、別人になることではありません。
「変身」とは、自分の長所をどんどん発揮していくことです。
自分が「変身」すれば、それにつれ、環境も変わっていくでしょう。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
今すぐ、「真理」を知ってください。