気持ちを伝えるとは、気持ちを押し付けることではなく、気持ちに寄り添うこと
こんにちは。上村です。
あなたは学生時代に、「変わった教師」に出会ったことはありませんか?
今、学生さんなら、まさにそんな先生が、学校にいるかもしれませんね。
僕が中学生の頃、こんな「数学教師」がいました。
「今日は小テストをする」
と問題用紙を配る。
見るとなぜか、「漢字のテスト」です。
(なぜ、数学の授業で、漢字テスト・・・?)
と生徒はみんなあ然。
つまり、この先生にとっては、それが「ジョーク」なのです。
「数学の授業で、漢字のテストをしたらウケるだろう」
という。
何人かの生徒は面白がっていましたが、大多数の生徒は、顔で笑って心で泣いていました。
僕は、これ以外にも、「変わった教師」に出会いましたよ。
高校時代の先生ですが、
テスト答案を「成績順に返す」のです。
高得点の生徒から順番に返却する。
個人情報保護法に反する行為です。(笑)
しかも、それだけではありません。
平均点以下の答案は、空中に投げるのです。
僕はその教科が苦手だったので、
いつも答案を投げられていました。
そのうち取りに行くのもイヤになりましたね。
この先生も、本人は冗談のつもりでやっていたのでしょう。
教育的見地からではなく、ギャグのつもりなわけ。
もちろん、投げられる側にとってみたら、笑っている場合ではありません。
要するにこの教師の勘違いは、「何か突飛なことをしたらウケるだろう」という考えにあったわけです。
「いや、答案を投げることによって、生徒が真剣に勉強するようになる」
などと言うかもしれませんが、普通に考えてそんなおかしなことはないでしょう。
恐怖心からの行動は長続きせず、本心からの行動が長続きするのですから。
さっきの教師といい、この教師といい、突飛な行為で自分の「個性」なるものを示して生徒に影響力を見せたかったのかもしれない。
もちろんこれは、間違った考え方です。
本来の個性とはそんなバカバカしいことで示すものではないからです。
生徒ですから大多数は文句は言わないでしょうが、だからといって、その行為が認められたわけでもないのです。
普通に考えればわかることですね。
この行動こそ、「反面教師」です。
つまり、いくら突飛なことをしても、それで自分が本当に愛されるわけではないということです。
注目は浴びるかもしれませんが、それだけのことです。
道で裸になっている人がいたら、誰でも注目します。
親近感からの注目ではなく、「好奇の注目」です。
それと似たようなものではないでしょうか。
この先生が精神的に落ち着いて、おおらかだったら、もっと生徒から信頼されたはずです。
姑息なことをするから、かえって信頼されなくなったわけです。
焦らないで、素直に接していれば、普通に好意を持ってくれる人はいるのですから。
・今回のまとめ
個性とは、自然ににじみ出てくるもの。
突飛なこととは、関係がありません。
もっと「落ち着いて」人と接することです。
あなたが「愛の弱者」だと思うなら、
あなたは誰よりも「愛の強者」になることができます。
その秘術を書いたものです。
ここで書いてあることを、そのまま実行すればいいだけです。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
今すぐ、「真理」を知ってください。